薄毛の原因であるコルチゾール

コルチゾールとは、副腎皮質から生成されるホルモンで、薬品としても利用されています。

 

代謝や免疫に大きく作用し、また炎症を抑える作用もあります。人間の体の健康を保つためには欠かせないホルモンです。

 

ストレスにより分泌が多くなり、ストレスに耐える力を与えるため、別名ストレス緩和ホルモンとも呼ばれます。

 

ちなみにコルチゾールが分泌されなくなると、動物実験では検体である動物が死亡してしまう例もあります。
コルチゾールはストレス社会で生き抜く私達のために一生懸命働いてくれています。

 

しかし、疲憊(ひはい)性うつ病(心身が過度に長期にわたって疲労し発病するものを指す。消耗性うつとも呼ばれる)やPTSD(心的外傷後ストレス障害)などにより、長期に渡りコルチゾールが過剰に生成されてしまい、血管収縮が強くおき、血圧や血糖値が上がる、また免疫力は下がるなどの作用がでます。

 

この状態が長く続くことによりレセプター(ホルモンが働くための受容体)の感度が落ちてゆき、最終的にはコルチゾールがいくら副腎皮質から分泌されても、大脳でそれを受け付けず、効かない状態になってしまいます。またこの状態では体の細胞膜を傷つけ、老化を促進すると言われます。

 

おそらくこの老化促進作用と免疫力の低下が毛髪の健康にも影響するため、コルチゾールが髪に悪いとの印象を与えるのだと思われます。

 

他にも人の行動を前向きにするドーパミンや心の安定に働きかけるセロトニンなど神経を刺激する他のホルモンを脳が受け付けづらくなります。これによりうつの悪化が懸念されます。

 

しかしコルチゾールは、代謝や免疫に深く関わっており心身の健康を保つ様々な働きを持つため、コルチゾールの分泌をうつの改善のために減少させるとどのような身体的影響が及ぼされるのか不明であるため、薬によってコントロールする処方は今のところ病院などでは採用されていません。

 

アメリカではサプリメントとしてホスファチジルセリンがコルチゾールを低下させコントロールする作用があるとされていますが、アメリカ食品医薬品局(FDA)はサプリメントとしては認めていますが、薬品としての認可はされていません。

 

ホスファチジルセリンは脳の細胞膜に多く含まれているリン脂質です。食品では鶏肉、豚肉、大豆などに含まれていますが、微量です。

 

イスラエルの臨床研究では、ホスファチジルセリンが高齢者における認知機能改善作用が認められることが2013年に発表されています。

 

ホスファチジルセリンをコルチゾールのコントロールや脱毛予防などで生活に取り入れるべきかどうかは、まだ研究結果を待たなければならないようです。

 

 

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