男性ホルモンの血中濃度と男性型脱毛症の関係

性ホルモンは例えば男性ホルモン(アンドロゲン)の1種であるテストステロンであれば睾丸から微量に生成され、血液を通して全身に運ばれ、例えば筋肉に届くと筋力がアップするといった働きの命令を伝える伝達物質になるものです。

 

性ホルモンは油由来のコレステロールから生成されます。
またレセプター(受容体)がないと血液の中にホルモンがあっても働きを阻害され目的の臓器や器官に作用することができません。

 

また役目を終えたホルモンは肝臓で分解され、その働きはなくなります。

 

男性ホルモンの種類

 

天然:テストステロン、ジヒドロテストステロン(DHT)、エチオコラノロン、アドレノステノン、デヒドロエピアンドロステロン

 

合成(いわゆる薬、用途としては性同一性障害や更年期障害など):メチルテストステロン、フルオキシメステロン、エナント酸テストステロン

 

男性型脱毛症(AGA)では、皮脂腺に存在するアンドロゲンレセプターが血液中のテストステロンに作用し、還元酵素5α-リダクターゼの働きにより、脱毛ホルモンと呼ばれるジヒドロテストステロン(DHT)に変化します。

 

DHT生成後は皮脂腺は過剰に頭皮の脂を分泌させ、それらが頭皮の毛根を塞ぎ、発毛に影響を与えると考えられています。

 

これらを防ぐため、テストステロンに反応する皮脂腺に存在するアンドロゲンレセプターの働きを弱めることにより男性型脱毛症(AGA)の脱毛を防ぐことを目的としているのがプロペシアなどのフィナステリド(飲み薬)です。

 

 

自分の体内のテストステロンの標準値は?

 

自分の体内のテストステロンの濃度は血液検査で計ることができます。

 

血中の遊離型テストステロンの基準濃度は男性であれば2.00〜7.60ng/mlとわずかな量です。

 

こちらの単位ng/ml(ナノグラムパーミリリットル)とは1ml中のナノグラム数という意味です。

 

テストステロンはわずかながらも女性の体にも存在し、0.06〜0.08ng/ml程度が基準値になります。

 

男性の場合、2.00以下は低く、7.60以上は高いと判断されます。

 

安定した検査結果を得るには朝の検査がおすすめです。

 

男性型脱毛症(AGA)には複数の作用があり、一律にテストステロンの濃度が高いからといってすべてに人に脱毛が起こるわけではありません。

 

同じ血中濃度であっても、生まれつきアンドロゲンレセプターが少ない人のほうがジヒドロテストステロン(DHT)の生成は少なくなるため、脱毛作用も少ないです。

 

 

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