スピロノラクトンの薄毛への効果

スピロノラクトン(薬品名アルダクトンA・メルラクトン・アポラスノンなど)はにきびやむくみなどへの利尿、降圧剤として病院で普通に処方される飲み薬です。

 

また卵巣の異常などが原因の女性の多毛症(アンドロゲン過多による男性化による多毛症)の治療薬としても使われます。

 

それとは別に一部ではテストステロンなど男性ホルモンの抑制効果が注目され、脱毛やAGAの治療に利用されることで注目されています。

 

これらの働きは日本の病院で正式に処方される使い方ではなく、個人輸入業者などがすすめているようです。
少なくとも日本国内では養毛剤としての服薬するための薬ではありません。

 

この療法の元となった論文が「アンドロゲン依存性脱毛症の女性患者のスピロノラクトンによる治療効果の定量的評価」という1991年にアメリカで発表されたものですが、残念ながら、このあとの研究は続いていないようです。

 

簡単にまとめると被験者が12名で半数のみ投薬、投薬した組には脱毛が認められなかった、投薬しなかった組は脱毛が続いたという結果です。

 

ほかにも探してみましたが、男性が被験者のスピロノラクトンに関する発毛や脱毛に関する論文は見当たりませんでした。

 

そもそも薬に女性ホルモン様の作用があると、男性への適用ができなかったり、投薬面でとても不便なはずですが、そこを逆にテストステロンの抑制に生かすという使い方を想定しているようです。

 

女性は飲み薬として対応できますが、男性は塗り薬としてのみに適応があります。
男性が使うために、海外からの個人輸入品にはヘアクリームに脱毛防止成分として配合されています。

 

理由は女性ホルモンに近い作用による男性の女性化(乳房肥大・男性器縮小・勃起不全など)の副作用を避けるためです。
また女性でも月経不順になるなどの副作用が報告されています。

 

なぜか声が低くなるという副作用も添付文書の中に報告があります。また腎障害、肝障害を持っている人には服用できません。

 

またうつや便秘、倦怠感、脱毛など副作用が多く報告されており、やはり医師の処方があったほうが安心できる薬だと思われます。

 

一方、皮膚科では血中アンドロゲンが高いことに由来する女性の顔や胸、背中などの広範なニキビにはかなりの薬効が認められています。

 

かなり重度のニキビの方用の治療で、低容量ピルでも効き目がないといった方向けになり、自費診療の対象ですが、皮脂を抑える成分は間違いなくあるようです。

 

やはりこういった薬は副作用がつきものです。

 

薬に頼ると確実に体に悪影響が出るので、副作用のない発毛方法を実践することを強くおすすめします。

 

下記をご覧ください。

 

 

 

<<DHTを抑制すると副作用が起こる!? | トップページ | 抜け毛、薄毛、細毛に効果的な漢方薬>>