女性ホルモン注射で男性の薄毛は改善する?

結論から言うと、基本治りません。

 

増毛ではなく、髪の毛の質が変わり、髪の毛が剛毛から柔らかい毛に変化することはあります。
そのかわり、体が女性化します。乳房の肥大化やヒゲ・体毛の減少、顔・体つきの女性化、男性機能の低下などです。

 

女性ホルモンの注射をやめても女性化した部分はもとに戻らないことが多いです。

 

女性ホルモンの注射は性同一性障害の治療の一環として、日本国内では医療機関で行われることが多いですが、ネットの情報が豊富な現在では、個人輸入で女性ホルモンを外国から取り寄せ、自分自身で注射される方もいらっしゃるようです。

 

これをお読みの方にはわかりきったことだと知った上で重々承知の上で申し上げますが、女性ホルモンはサプリメントではありません。

 

副作用は健康被害とまで言えるレベルに達します。要加療どころか元に戻らない可能性もあります。

 

失っていいかどうかは個人の価値観の問題ですが、性機能を失う可能性も高いです。
しかも個人輸入の性ホルモンであれば、医療機関での診療でも回復できるとは限りません。手に入れたホルモンが正規の薬品かどうかも含め、自己責任以外の何者でもありません。

 

もうひとつ頭に入れておきたいのは、イソフラボンの発毛効果に疑問が持たれている点です。イソフラボンは女性ホルモン様ということで、発表当時は大豆食品に発毛効果ありと大々的に取り上げられました。

 

この発表の元になった論文で2004年に大豆イソフラボンとカプサイシンの発毛効果を発表したO助教授という方がおられますが、この方、2011年になって研究論文偽造の疑いで教授を辞めていらっしゃいます。

 

イソフラボンに発毛効果があるとうたっている論文は今のところ、この教授の周辺の方からしか発表されていないので、ほぼこの系統の論文の学術的価値はなくなったと見ていいでしょう。

 

大学教授までされていながら、嘘の論文を発表されるのは本当に迷惑な話です。
きっと結論ありきの研究なのでしょう。

 

おそらく、この論文をキッカケにホルモンとAGAなどの研究も合わせ、女性ホルモンが発毛に注目されるようになったのだと推論しますが、女性ホルモンが増えてもテストステロンの合成が減るわけではありません。

 

むしろ男性であればテストステロンから女性ホルモンであるエストロゲンが合成されるため、合成量が減り、体内でのホルモンバランスは尚悪くなるでしょう。

 

まだまだ性ホルモンにはわからないことも多いです。発毛のためにホルモンをという安易な考えは持たないようにしていただきたいと思います。

 

 

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